ゴールデンアワー レビュー

タイトル	ゴールデンアワー
メーカー	NIKO
発売日	2017/07/28
プレイ時間	15～20時間
点数	74

 

攻略対象ヒロインは５人で、メインとなるユキルートへの１本道を、選択肢による枝分かれ式で個別ルートという形になります。

 

プレイ時間は枝分かれ順にプレイした場合で１人目が４時間半〜６時間、２人目以降１時間半〜３時間となっています。

 

 

全体的な感想は最近の作品にはあまりない、シナリオを重視した恋愛ストーリーとして進んでいくのでどこか懐かしくプレイできました。

しかし各個別ルートに入ると尻すぼみしていき、メインルートのついでに作ったとしか思えない内容になっているのは残念。

キャラの設定上もう少ししっかり作ればいい話にできるのもあり、時間がもう少し必要だったのかもしれないですね。

 

ボイスは可もなく不可もなく。
BGMは作風に合わせた大人しめの曲が多め。
メニュー画面の「Insomnia」くらいしか耳に残っているものはないのかな。

 

全体的に綺麗だが、CGになると背景を適当にボヤかして手を抜いている感じに思えるものも。
これをこのメーカーの味とみるかは人それぞれだが。

またどれも似たような顔にみえるためユキと夏未は顔が似てるという設定も生きてこず。
身体の塗りはリアル感がありエロさが出ていてよかったです。

 

ねぇ、他ヒロインの存在理由ってなに？
発売延期が決まった理由がシナリオの遅れということだったが、その理由がよくわかるような内容だったかな。
ユキルート以外の内容や誤字脱字などからみてわかるように慌てて仕上げて出しましたってのが透けてみえてくる。
そのユキルートもこの作品に求めていたものとは違ったものが出てくるようでは。
個人的にまりかはもっとうまく扱えただろうと思えて非常に残念。

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