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官能小説家 レビュー

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タイトル 官能小説家
メーカー Luna Prism
発売日 2022/01/28
プレイ時間 1~2時間
点数 59

 

概要

本作は『Luna Prism』というブランドから今年の1月に発売された作品です。

『Luna Prism』は色々ブランドを乱立させているメーカーの姉妹ブランドのようで、今年新たに生まれたブランドのようですね。

 


4つくらいブランドがあって、まあまあな数の作品出してるが1つもわかんない。

 

ストーリー

夫にセックスしてもらえないヒロインが、ファンである官能小説家の主人公に小説と同じようなプレイをしてほしいと頼むところから本作は始まります。

 

公式によると『官能小説の世界に憧れる新妻と官能小説家のイケナイ寝取り体験』がコンセプトのようです。

 


グラフィックが好みなので楽しみでした……

 

システムがシステムしてない

コンフィグ画面です。
なんと、これですべてという。

ほしい設定がないのはまあまあストレスでしたね。

 

特に、

・フルスクリーンにできない
・ボイスがテキスト送りでカットできない

この2点はまあまあヤバイ。
2022年やぞ。

 

他にも気になったものをまとめると、

・テキストの表示バグが凄まじい
・SEもクソ安っぽい
・ボイスの音量が急激に小さくなるところがある

なんかがありましたね。

 


テキストの表示バグはこんな感じです。

セックス中、冷静に実況しながら急に喘ぎだすという新手のプレイ(笑)

 

こんな感じで描写とヒロインのセリフがごっちゃになって表示されることがかなりあります。

このテキストにシステムでご紹介した通り、ボイスもカットされないんで描写を読んでるのにごちゃごちゃ耳に流れてきてうっとうしかったり。

 

エッチシーンが終わって日常シーンに入ってるのにまだボイスは喘いでいたりするのもなかなかカオスでした。

 

また、エロシーンの発射で画面が光らないのも地味に気になる。
「エロゲのあるあるあげろ」みたいなので「発射で謎の発光」って意見を見るが、ないとないでエロシーンが淡白に見えてしまうもんなんだなってこの作品で知れましたわ。

 

タイトル画面のBGMの出来


そんな中、タイトル画面のBGMがなかなかよかったりする。

僕の好きなピアノの音なんだがとにかく最初から最後までいいメロディなのが草。

なんでそこだけ気合い入ってんねんと。
フリー素材なのかもしれんがまあ泣きゲーに合いそうな素晴らしい出来のBGMなんで聴いてみてほしい。

 

流れ作業のようなエロシーン

初エッチまではまあまあ丁寧に流れを作っているんですが、以降はものすごい勢いでシーンが垂れ流されるという。

まるでAVの本編後にある自社作品紹介ダイジェストのような切り取りエロシーン。

シーンの数増やすための作業感がエグく、CGが変わって3クリックで発射なんてことも(笑)

もうエロゲじゃなくエロCGで抜いてるかのようなあっさりさ。
性欲持て余してる厨房じゃないとCG1枚で抜くのはなかなかきついです。

 

お前エロゲ制作は初めてか?

まず基礎というかルールすらわかってないというか。
ガチでエロゲプレイしたことない人が作ったんかと思うくらい色々酷いんでぜひプレイしてほしいと逆に思うくらい(笑)

『イケナイ寝取り』がコンセプトのようでしたが『イケない寝取り』でしたわ。
つーか寝取り要素そういや全くなかったわ。
どないなってねん。

 

あと1番びっくりしたのはこれ書いたライターさん『君がいた季節』のファーストシナリオ書いた人ということ。

めっちゃ重鎮やないですか。

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