
大昔から議論されてきたこのお題。
男女共に平均で7割以上は成立すると思っているそうです。
僕は女性側次第で変わるんじゃないかなと思いますが。
顔やスタイルなど、どこかしらで女性を感じることができれば男側は必ず下心持つだろうし、まあ絶対無理でしょうな。

ということで今回は「Dear My Friend Complete Version」のプレイが終わったのでそちらのレビューとなっています。

画像は筆者の簡単なプロフィールです。
どんな人がどんな目線で書いているのか興味のある方はごらんください。
今回の目次です。
買うかどうか悩んでる人や、てっとり早くどんなゲームか知りたい人には「忙しい人のためのこの記事のまとめ」をご用意しましたのでそちらをご覧ください。
またおまけのパートが総評の下にありますのでよければ見ていってください。
忙しい人のためのこの記事のまとめ
・プレイ時間
コンプまで23~25時間。
・ざっくりとしたゲームの雰囲気
基本は笑いを交えたコメディ調の日常で進み、個別ルートに入ると「恋愛と友情」をテーマに、シリアスや泣きの要素が入ってくるものとなっています。
16年前の作品なので笑いの部分で多少当時のノリみたいなものはあります。
メリハリはしっかりつけているので気にはならないと思いますが、受け付けない人もいるかもしれません。
・注意点
「Dear My Friend」は2004年に出たPC版と2005年に出たPS2版があるがどれを買えばいいかわからない人はこの「Dear My Friend Complete Version」を買うのが1番良い。
特典としてついてくる冊子は攻略情報なども載ってますが、ネタバレもガッツリ書いてあるのでコンプ後に読むのをオススメします。
・総評
ラブコメかシナリオゲー好きならとりあえずハズすことはない良作。
エロは期待するな。
オススメプレイ順
麻衣→冴香→小麦→月夜or都香
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ではここからは詳しく書いていきます。
Dear My Friend Complete Versionとは
「Dear My Friend Complete Version」は2004年に出たPC版、2005年に出たPS2版を1つにまとめたものとなっています。
PC版は全キャラにエロシーンがある、PS2版はエロシーンが消去されたが、全キャラのサブストーリーと月夜のバッドエンドの追加という違いがあります。
そしてこの作品は独自のマージ版をプレイするのが基本となっています。
マージ版はざっくり言うと、エロシーンのパートで違いが出ており、選択肢によって普通にPC版のようにエロシーンに入るか、エロシーンのないPS2版のパートに入るかというものになっています。
一応選択肢の分岐がない、PC版やPS2版として出たバージョンでもプレイはできるのでとりあえずこの作品を買っておけば問題ないかと。
この作品の魅力4選
1.ラブコメにシナリオゲーの良さをうまく入れてある
当時の流行でもありましたが基本はラブコメ調の学園モノ。
そこへシナリオゲー要素を入れてみましたというのがこの作品の特徴になるのかなと。
腕がなければラブコメのわちゃわちゃしすぎの雰囲気だったり、シナリオゲーの重すぎる雰囲気が出すぎたりと偏るか、あるいはどっちの良さもない中途半端なものになってしまいます。
しかし今作の2人のライターはどっちの良さも出てるバランスに仕上げてくれたのかなと。
笑いの部分で多少当時のノリみたいなものはありますが、ささっと終わるので多分そこまでは気にはならないかと思います。
2.キャラが人間臭い
キャラが負の感情をはっきり見せる場面もあり、ストーリーも自然と波ができているため、読んでいて退屈になることが少ないのは素晴らしいところ。
あと各キャラが主人公を平気でイジってくるところもいいんですかね?
主人公を持ち上げることしかしてこないキャラって絡んでてもその場の空気に波も起こりにくいから読んでて眠くなってくるんですよね。
漫才なんかでもそうですが、対等な立場でのイジりあいはやっぱり笑いが起こしやすいのでここはいいところだったのかなと思います。
3.各ヒロインのそれぞれ違った「恋愛と友情」
同居することになるヒロイン(麻衣)
学園で最初に友達になったヒロイン(都香)
グループができてから友達になったヒロイン(月夜)
ゲームがはじまってから友達になるヒロイン(小麦)
幼なじみで友達のような年上ヒロイン(冴香)
それぞれの角度から作られた「恋愛と友情」のストーリーにヒロインごとの「友達の好きな人を好きになる」複雑な心境や三角関係も描けており、ルートによる差別化もできているのは評価点。
4.グラフィックが今でも見れる


PC版が出た2004年発売の作品です。
顔と目の比率よ。
地図で見た琵琶湖と滋賀県くらいの比率やろ。

こういうのがデフォだった時代に目を控えめに描き、塗りも独自性があったこの作品。
上の作品と比べた場合、今見れば「Dear My Friend」のほうが綺麗に見えますが、当時は苦手だって言う人も結構いましたね。
しかしこの目の大きさや塗りは時代を先取りしていたのか、今見てもそんなに違和感なくプレイできます。
昔の作品はグラフィックが嫌で足切りしてしまう人もこれくらいなら耐えられるのではないでしょうか?
総評
ラブコメ要素とシナリオゲー要素のバランスがいい良作。
ラーメンの豚骨醤油みたいなもんで、両方のいいとこ取りをして1つの商品を完成させたようなもの。
とりあえずどちらかのジャンルが好きな人には満足いくできになっていると思います。
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最後におまけです。
おまけ:この作品の聖地
この作品の聖地を訪れたことがあるのでその写真を貼っておきます。


こちらです。
東京の自由が丘駅前ですね。
2010年の2月と、もう11年も前に訪れたときのものになります。

今の自由が丘駅と比べるとちょっと変わってますね。
聖地巡礼は旅行するきっかけになったり、知らない土地を歩く楽しみがあって好きだったんですよね。
今はコロナの影響でなかなか遠出などはできませんが落ち着いたらまたいろんなところ行ってみたいです。
なお聖地の話だと過去にいろいろトラブルもあったようなので個人のお店などを訪れるときは撮影の許可などは必ずとりましょうね。