
3記事目ですよ。
相変わらずの偏見記事です。
気軽に読んでくださいね。
ヒロインとの関係性の幅
自分がプレイしてたものでたまたまなのか、最近の学園モノのエロゲって攻略対象ヒロインがみんな同じ学校の生徒ってこと多くないですか?
昔は学園モノなら必ず担任の教師や他校のバイト先の子、ご近所のお姉さんなど幅をもたせていましたが最近のはあんまりみないですよね。
この辺はヒロインの幅を持たせることでプロットが増えてしまったり、色々めんどくさいことが増えるので手を抜くため、時間をかけないために楽な同じ枠組みのヒロインで固める形にしてるのかも。
-ヒロインのキャラ付け-
いい意味で言えばリアル寄りになった、悪く言えば個性がなくなったというのかな。
わかりやすい形で言うと変な口癖のヒロインが消えた(笑)
「ふみゅ」、「にゅ」、「ふえ〜」などリアルでブスが言ってたらしばきたおしたくなるようなアレ。
主にドジっ娘ヒロインに実装させることが多かったひとつのキャラ付け方法。
当時の流行りだっただけということなのかエロゲではあんまりみなくなったね。
相変わらず会話や出来事、リアクションなど嘘くさいもんみせられる作品は溢れかえってるのにこの文化だけはなぜなくなったのか謎である。
-エロゲの価格の違い-
エロゲもコンシューマーのように物によって価格が違ったりします。
エロゲの世界では……
フルプライス:9000円以上
ミドルプライス:4500〜9000円
ロープライス:4500円以下
と言われています。
ちなみにフルプライスって言葉は本来違う意味らしいですがここでは一般的なエロゲの価格の意味として使わせてもらいます。
本来の意味は自分で調べてね。
このエロゲの価格も10年前との大きな変化ですね。
具体的に何が違うかというと今もメーカー希望価格は基本的にフルプライスのものが多いですがロープライスの作品も非常に増えたということ。
自分がはじめてエロゲをプレイした2004年はほぼフルプライスで、ロープライスは「同人のエロゲの価格」という感覚が強かった。
データにも表れてるらしく、2004年に発売されたエロゲでフルプライスが65%、ミドルプライスが25%に対しロープライスは10%程度だったとのこと。
それが2011年にはフルプライス50%、ミドルプライス15%、ロープライスは35%までに増えたそうです。
現在のデータはちょっとわかりませんが感覚的にはこれと同じくらいの比率か、あるいはもっとロープライスのものが増えてるような気もします。
これはグラフィックで売れる傾向が強くなったのも原因なのかなと思ったり。
シナリオに力入れて作りはじめるか、グラフィックに力入れて作りはじめるか、どちらが作りやすいかと言えば深く考えなくていい後者ですよね。
超極端に言ってしまえば同じ絵師でキャラの髪型とスタイルと名前変えるだけで新作として出すことができます。
悲しいことですがエロゲのユーザーで、ちゃんと買ってプレイしてくれる人の割合考えると1つの作品で大きな儲けを狙うより小出しにそこそこの内容の新作出して同じユーザー(絵師やメーカー、グッズのファン)に狙いを絞るほうが安定して利益を出せます。
今は1つの作品を大きく丁寧に作るより、違うタイプの物を何個か小出しで作るほうがいいのかも。
あかべぇなどは最近、ミドルプライス以下のものを量産する体制になってますよね。
個人的思ってることですが、ネット認証システム導入しているメーカーの作品ってよっぽどの作品でない限りフルプライスでは買いづらいんですよね。
しかしミドルプライス以下ならストーリーみて良さそうなら、冒険してもいいかもと思ったりもします。
この辺の心理をつくためにやってるのかな?
エロゲもそのうちロープライスが普通の時代になるかもしれませんね。
最終的に行き着く先はロープライスでキャラ毎に課金でルート解放なんてこともありえなくはない。
気に入ったヒロインしかプレイしないスタイルの方にはかなり受け入れられるやり方だとも思うし。
レビューサイトとしてはやめてほしいことだけどね(笑)
ではまた。