タイトル | 彼女の姉とのイケない関係~先っぽまでって約束なのに…~ |
メーカー | アパタイト |
発売日 | 2022/07/08 |
プレイ時間 | 1~3時間 |
点数 | 65 |
概要
本作は毎月ロープラ作品を出していることで有名な『アパタイト』の作品の1つとなっています。
ストーリーは部活で腕を負傷してしまい困っている主人公のために、ちょうど旅行中の彼女の代わりに彼女の姉が面倒を見にきてくれるというもの。
部活は何やっとんねん、両親どこいったんや、そもそも旅行切り上げて彼女のお前が世話してやれよは禁句の作品ですね。
この「彼女」とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか
ロープラ作品ということで開始5分でエロシーンに入るのはいいかと思います。
しかしエロシーンまでがこのストーリー紹介の流れと会話がそのままお送りされ、淡白で雑に始まったりします。
エロシーンに入っても日常シーンのようなBGMが垂れ流されており、雰囲気も出なくてお粗末なものに拍車をかけていましたね。
また彼女にもボイスはあるが、立ち絵もCGもなく、詳しい関係性の描写もそれまでにほとんど出なかったり。
彼女がどんな人なのかの情報が足りなさすぎて悪いことしてる感もまったく出ないというのも設定の意味を感じないというね。
唐突に始まるシナリオゲーらしき展開
作中の前半は基本的に淡白エロシーンが垂れ流されるのですが、後半になるとヒロインが泣き出したりなど唐突なシナリオゲーらしきものが始まったりします。
しかしまあ上でご紹介したとおりそこまでのフリも展開もすべてが弱く、キャラも薄味にしか見せられてないため「なにやってだこいつら」と言うふうにしか見えないという。
ところどころあくびしながら読んでましたわ。
演出がストレスをかけてくる
なぜか心理描写になるとノベル形式のテキスト表示になるが、これがまあうっとうしかったり。
ヒロインとの会話中にも平気でこの演出が挟まれ、文字が上いったり下いったりで読みにくくなってるだけという。
主人公の部屋の色合いとテキストの色が微妙にマッチしててそれも読みにくさに拍車をかけてましたね。
他のADVの作品でもときどきノベル形式でテキストを表示するものはあります。
しかしあれは基本、他キャラの1人語りとしての演出で生きてくるのであって、主人公の描写にいちいち用いるものではないんですわね。
耳にもストレスをかけてくる
パートとパートの間に軽い挿絵が入る演出があるが、そこにタイトルを読み上げるボイスもあり、だんだんうざくなってきます。
特にエロシーン中にも描写(目線)がヒロインや主人公に行ったり来たりするんだが、その都度この演出が入りまあうざかったり。
抜かせる気あらへんやろこれ。
また『BGV』というエロシーンでヒロインの吐息や喘ぎ声が流れ続ける演出がありますが、これも「えっ!ぐぐぅ〜」と意味不明な喘ぎから入るものでして、これも邪魔に感じたりしますね。
プレイするなら音量OFFにしておくのがいいかと。
おもしろいエンディング曲
ロープラだが謎にエンディング曲があったりします。
これがボイチェン使った男が歌ってるみたいな声でおもしろかったり。
メロディの音量にボーカルの声量が負けており、滑舌も悪いから歌詞が全くわからんところもまた味があっていいですね。
大きい声を出せんところで収録してきたんかと(笑)
これに関してはおもしろくて何回も聴いちゃいましたね。
公式でPVとして見れるのでぜひ聴いてみてくださいね。
まあでも逆にプレイしてほしい。
ほぼダメ出しというか、文句しか言ってないがいろんな意味での雑さが見れておもしろい作品にはなってるのかな。
「こういうことやっちゃいかん」っていう教材として機能しているかと。
プレイも1時間半くらいで終わるので違った意味のおもしろさを求めてプレイしてみてはいかがでしょうか?
プレイして「有意義な1時間半を使えたか?」どうか問われれば、使えたなんて言うわけないけど。
そらそう言うよ、おーん。
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