今回はタンテイセブンのクソさが目立っていて、とあるエロゲを思い出したので書いてみました。
中古でジャケ写買いや、評価のわからない新作を買っていれば必ずぶち当たることになるクソゲーというもの。
1万円近く出してこんなもの引いた日にはたまったもんじゃないが、中には素晴らしい出来の作品もあったりしてなかなか購入をやめられないものです。
そんな色んなクソゲーの中でも一際輝きを放つクソゲーがこの「Angel Egg」
主人公が学生ながらプロの小説家という設定で、とある理由により文化祭の脚本を頼まれるが……というお話。
で、このエロゲの何がすごいってわざと地雷って言われにきてるのかと言うくらい寄せて来てること。
地雷に必要なものは全部かっさらって装備していく姿勢。
・話がつまらない
・システムが不便すぎる
・未完成品
などそんな一部のクソゲー要素をつまんだだけの「量産型でおもしろみのないクソさ」ではないのである。
素晴らしき地雷と言われる個性として、
・選択肢満載なのにセーブが8個しかない
・コピペの日常(プレイ中にテキスト覚えるくらい)
・ストーリーを1日1日しっかり刻み、家を出ないで執筆だけしてる日常をしっかりみせつけたりもする
・ケンカしたはずのヒロインが同じ日に違う場所で会うと何事もなかったかのように会話→次の日またキレてるの変則コンボ
・誰のルートにも行かないと車に轢かれてバッドエンドと開き直ったかのようなヤケクソさ
特にこのセーブデータ8個が困りもので、このゲームCGモードや回想モードがないからお気に入りのCGやシーンがあればセーブを使わないとすぐにみれないという。
シーン回想がないエロゲはほんま斬新でした。
またCGや立ち絵もいちいちボケに来ておりツッコミたくなる素晴らしさも兼ね備える。
やたら少食のヒロイン。
弁当箱の大きさがタバコやスマホ並。
豪華なプール。
背景の逆側はどんでもない豪華さかもしれないのでセーフ。
この曲線美である。
脚線美ではない、曲線美である。
テトリスの1番邪魔なやつ。
奇を衒いすぎた斬新な髪型。
こんな頭した奴の後ろの席だったら輪っかの中に消しカス投げて遊ぶ。
また当時のエロゲ界で有名な声優を無駄に使ってるところがこのクオリティとのギャップでおもしろい。
他の作品だとお上手だなって思える声優さんなのにこの作品だとなぜか下手くそに聞こえてしまう不思議。
しかし当時中古で買ったが、ここまで突き抜けると清々しく、ネタにもなったので損した感をあまり受けなかったんだよな。
CGモードと回想モードがある、スキップを既読か判別してプレイできる。
これが当たり前の今に感謝したくなる作品。
愛すべき伝説の地雷エロゲです。
気になるならやってみてください(笑)
俺はもうやらんけど。
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